前回は東洋医学的に見て、不妊症は大きく3つのタイプに分けて施術をする記事を書きました。
今回は東洋医学や古典医学の記事ではなく、あえて現代の生理学から読み取れる、妊活に大切だなと思うことを書きたいと思います。
今の時代はインターネットも発達して、いろんな所から情報を収集することができるようになりましたね。
生理学の教科書に出てくるような情報も手軽に調べられるようになりました。
ただ、情報は載っていても解釈が載っていなかったりしますので、ぜひこの図と解釈は皆んなに知って欲しいと思います。
人体の不思議な部分が伝われば嬉しいです。
この図からとても神秘的な、身体の働きがわかります。
これは原始卵胞の数の推移を示しています。
(原始卵胞とは卵子の元となるものが入っている、発達前の卵胞です)
不妊治療をする上でこの図を見たことがある人はいますか?
この図からとても神秘的な、身体の働きがわかります。
これは卵子の元とも言える原始卵胞の数の推移を示しています。
(原始卵胞とは卵子の元となるものが入っている、発達前の卵胞です)
卵子の元となる原始卵胞は、排卵する180日前に卵巣内で作られるのではありません。
貴女のお母さんが貴女を授かった時、貴方の卵巣は出来上がり、その卵巣の中には700万個の原子卵胞がすでに存在しています。
つまり、これを見てくれている貴女の細胞は、お母さんのお腹の中にいるときに作られているのです。
卵子(原始卵胞)も細胞ですので、今日排卵する卵子は貴女がお母さんのお腹の中にいるときに卵子の元が作られているのです。
これって凄いことだと思いませんか?
そして貴方が生まれる頃には原始卵胞は200万個になり、初潮を迎える頃には40万個まで淘汰されます。
この40万個が将来排卵する卵子になっていくのです。
今日排卵する卵子は、貴方がお母さんのお腹の中にいる時から大切に保管してあった原始卵胞を180日かけて育てた卵子です。
これからも不妊治療に関する記事を書いていきますが、全てこの卵子を大切にするためでもあります。
卵子は貴女の細胞です。
ということは、貴女の分身です。
毎日の生活習慣が卵子に影響している事を覚えていてくれたらなと思います。
追伸、インディアンのことわざで、7世代先を考えてという言葉があります。
貴女がお腹に子どもを授かれたとします。
その子がもし女の子だったら?
貴女のお腹の中にいるときに、その子の原始卵胞が作られます。
お孫さんの細胞は貴女からも作られるという事ですね。
そのお孫さんの原始卵胞が次の代の子どもと、そのまた次の代の子どもの細胞となります。
つまり、孫の孫の代まで貴女の細胞が受け継がれていきます。
これって奇跡のようなことだと思いませんか?
この記事で、少しでも身体って凄いんだって思ってもらえたり、生活をする上で意識が変化すると嬉しいです。
〜東洋医学が身近なものになりますように〜
自律神経の乱れや不妊治療など、女性のお悩みにも力を入れています。
岐阜県関市の鍼灸院
片桐鍼灸院
附属に岐関接骨院もあります。
交通事故後の治療や鍼が苦手な人向けに、鍼を使わない自律神経整体・妊活整体を接骨院でお受けしています。
岐阜県関市側島388番地
09076779638(施術中など出られないことがあるので、その際は折り返します。)
公式ラインも行っています。
お問い合わせはお気軽に!