当院は東洋医学の考えに基づき鍼灸の施術などをおこなっています。
最近ではテレビやドラマなどの影響で鍼灸を知ってくれる方も増えてきましたね。
ですがまだまだ受療率が低く、知る人ぞ知る治療法になっています。
特に当院は特殊な鍼法や灸法も行うため、どんなことを行っているのかを少しでも知ってほしいなと思っています。
今回のテーマはお灸についてです。
まずは概要から。
お灸とは
お灸(おきゅう)とは、ヨモギの葉の産毛をあつめた『もぐさ』をツボの上で燃やし、その温熱刺激によって体を刺激する伝統的な代替医療です。
お灸は日本だけでなく、中国や韓国はもちろんモンゴル医学やチベット医学、最近では欧米やオセアニアなどでも使われていますし、アフリカの感染症対策(結核の治療薬の強い副作用を緩和するためなどでも)としても広く使われるようになってきました。
一言でお灸と言っても、やり方もいくつかあります。
こちらも大きく分けると2つに分けることができ、直接灸(有痕灸)や間接灸(無痕灸)などといった方法などがあります。
直接灸とは、肌に直接もぐさを乗せて点火するお灸の方法です。もぐさが肌に触れているため、治療箇所に対してダイレクトに熱を伝えることができます。
筋肉のこり、関節の痛み、体質改善、冷えなどに効果が高いとされています。ただし、直接灸は火傷や火痕に注意が必要ですが、白血球数が増加するなどのメリットも報告されていたりして、必要によってはあえて火傷を作ることもあります。
間接灸とは、肌に直接もぐさを乗せるのではなく、皮膚ともぐさの間に空間を開けて使うお灸の方法です。空間を作るために、生姜や塩などの隔物を使ったり、台座が付いたお灸を使ったりします。間接灸は、直接灸よりも熱さが穏やかで、火傷や火痕の心配が少ないです。
使うものによってはヨモギの薬効成分にプラスその植物や鉱物の作用を追加できるので、使い勝手がいいのも特徴です。
当院では少し珍しい、附子やセラミックのお灸も行っておりますが、そういった話はまた次回にできたらなと思います。
〜東洋医学が身近なものになりますように〜
自律神経の乱れや不妊治療など、女性のお悩みにも力を入れています。
岐阜県関市の鍼灸院
片桐鍼灸院
附属に岐関接骨院もあります。
交通事故後の治療や鍼が苦手な人向けに、鍼を使わない自律神経整体・妊活整体を接骨院でお受けしています。
岐阜県関市側島388番地
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